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備忘録としてのweblog

Webライターの時給は変わりやすい|高くする考え方や安くなる理由などをつらつらと散文で

今朝は、10時から始めた仕事が12時に終了した。報酬5000円の仕事であったから、時給に換算すると、2500円になる。

もし、続けざまに仕事が存在して、仮に8時間働ければ2500円掛ける8時間で2万円の日給になる。

さらに残業気分で加えて2時間働いたとしましょう。すると、2万5千円になる。ただ残業手当はつかない。そのような制度ではありませんから。

しかし、残業が2時間というのは、一般的な部類に入る労働時間であるし、在宅で仕事する場合、通勤時間というものがない。身支度もない。そう考えれば、残業というよりは有効に通勤時間を使ったと解釈することもできる。

もし、1ヶ月の労働日数を20日と定めれば、月給は50万円になる。もう少し、こん詰めて働いて25日労働すれば、月給は62万5千円になる。なかなかの額になる。年間でコンスタントに働くことができれば、年で稼げる額は750万円になる。

もちろん、ここから各種引かれるものがあるわけだが、それなりの所得になる。少なくとも、貧困層とは言われない。

こう考えると、在宅Webライターというのは稼げる職業になる。

さらに、文字単価という考え方があって、つまり1文字換算で1円だとか、2円だとか、3円、4円、5円と設定されて、それに書くよう指示された文字数、1,000文字だったり、3,000文字だったりするわけだが、これを掛ける。

すると、1つの仕事の値が決まる。1円で1,000文字書けば、その仕事の値は1,000円だし、2円で3,000文字書けば6,000円の仕事になる。

1円だとか、2円と聞いて、みみっちい話だと思ったあなた。

そこのあなたである。

それは、浅はかである。これは、大変な話である。

1円単位で刻むから、しょぼくれた年寄りの話に聞こえるかもしれませんが、この世界には掛け算というものがあります。というか、この世は掛け算でできています。

1円で仕事を受けている者が、2円で仕事を受けるとどうなるか。考えてごらんなさいよ。単純に考えて、報酬が2倍になるのである。3,000文字書いたとしたら、3,000円と6,000円の違いになる。これは、大きい。しかも3円で書けば、9,000円になる。日に9,000円稼げれば、暮らしていける。慎ましく暮らせば貯金もできる。大した違いである。

もちろん、常にパフォーマンスを一定に保つことは難しい。仕事の内容、得手不得手、これらによって文字を書くスピードは圧倒的に変わる。また、事前に書くべきことを調査する、いわゆる『リサーチ』というのが必要なのだが、これにかかる時間が圧倒的に変わる。

むしろ、リサーチの方が、メインので、実際に書く時点では、仕事の半分以上が終わっているとも言える。つまり、なにが言いたいかというと、もともと詳しいことは短い時間でかけるが、知らないことは一生書けないということである。

しかし、一生書かないわけにはいかないから、リサーチする。せっせとリサーチする。これは、完全にお勉強である。

調べて、読み込み、解釈して、自分なりに情報をまとめる。それから、記事として成立させるべく、仕入れた情報を吐き出し、構築していくのである。

そんでやっと書く。書く時点で勝負はついている。いや、勝負がついたから、書ける。

知らないことを書くためには、このような作業・時間を必要とするため、ものによっては、1日で1文字も書けないこともある。同じ報酬の仕事でも、業務内容によってかかる時間が大幅に変わる。だから、なるべく知ってることを書かなければいけない。毎回知らないことばかり書いていたら、時間がかかってしょうがない。

まあ、実は、このように単純な時間換算が当てにならない仕事なのです。Webライターってやつは。

だけどですね、続けていると、やはり知識というのが、貯まってくるわけですよ。すると、1回目より、2回目、3回目と、どんどん早くなる。そうなると、記事の質も上がる。すると文字単価も上がる(かもしれない)。こうして、Webライターの報酬は指数関数的に上昇するわけです。

だから、まあ希望は大きく持てる。

稼ぐということ・効率を上げるということに関して、書くという部分が占める割合ってのは、実はそんなに大きくなくて、それ以外の部分。つまり、仕事の選び方や仕事を受注するスキルだったり、知識の再利用・学習の効率化などが重要なのです。

そんなわけで、今日は割と駆け出しWebライターにしては、効果の高い労働ができたのです。このままいけば、私も通勤なし、服装自由、年収1千万なんかも目指せなくもないわけです。

ただ、それには、整備されたスケジュールや効率的なインプット、それを活かす仕事の取捨、また、営業力などが必要なわけです。

そしてなにより継続力、それには規則的な生活に、安定した心、実直な勤労精神。これらをたずさえる必要があります。

しかし、怠惰な私は、ゆっくりと進むことになります。倹約と節制を軸になるべく労働から逃れるつもりでいます。もし、このブログを読んだ、非Webライターの人がおりましたら、私の変わりに挑戦・トライしてみてはいかがでしょう。