【思考力を節約】書くことで忘れることができる:「思考の整理学」の読み違い
「思考の整理学」という本がある。わざわざ紹介することもないほどの名著である。ベストセラーであり、ロングセラーである。未だに読まれているからには名著であることは間違いないと思う。
思考の整理学についての誤解
たまたまであるが、web上で思考の整理学について言及しているブログ記事に出会った。(若い人が書いていた)
それで触発されて書こうと思い至ったのである。その記事の中では、「書き記すことでしか人は覚えることができない」と主張されていた。
そのブログ記事を書いた彼は「思考の整理学」から、そのようなメッセージを受け取ったらしい。
・・・、逆である。
書くことで忘れる
「思考の整理学」の中では、書き記すことで忘れることが出来ると言っているのだ。
そして、頭の中をすっきりとさせ、生産性を高めよと言っている。
今風に言えば、ワーキングメモリを外付けせよ。もしくは、節約せよ。ということになる。
そして、自由になった頭で創造的な思索やアイデアを出すことを目指すのが良い。
アイデアが無い時どのように始めるべきか|そもそもアイデアはどのように創るのか - ポスト
繰り返し読める本
私が思考の整理学を読んだのは10年程前になるが、それでも先日たまたま見かけたそのブログ記事の間違いに気づくことはできた。
だが私が読み違えている可能性もあるので「思考の整理学」を読み直すことにした。
そして、せっかくweblogを始めたのだから読書感想文を書こうと思った。
weblogといえば書評でしょう?みたいな安易な考えと、先述の、彼のブログから受けた刺激によってこのアイデアが生まれた。
アイデアと言う程のものではないが、せっかくだから深い読書の手助けとしてこの無料ブログサービスを使ってみることにした。
いずれ有料プランに切り替えるつもりなので、無料ブログサービスと呼ぶのはよそう。
レンタルブログサービスで読書感想文を書くことにした。ということである。
次々とさまざまな本を手に取るのもいいが、何度も読み直す本があるというのは良いことだと思う。
そんな本に出会うためにも多くの本を読む必要があるわけだが・・・。