貴乃花が綿菓子を上手に作ることが出来るようになったというニュースを見て
たまにしか、テレビを見ないものだから、情報の入り方が歪になってしまう。今朝は、たまたまスッキリを見た。見たと言っても、数十秒だ。パッとつけてじっとみて消した。その数十秒で私が得た情報は貴乃花が綿菓子を作るのが上手になったというものだった。
リスクを取るということ
これは、有名な話なのだろうか。貴乃花が綿菓子を作るのが上手くなったこと。これが、全国的に周知の事実であるのなら、ここで私が貴乃花の綿菓子技術について、触れること、及び見解を示すことは無駄である。
「そんなこと今さら言われなくても、みんな知っているよ」と、なめいきな少女に指摘されるまでである。そして、私のおじさん度がバレてしまう。
みんなが当然のように知っていること、それは常識と言われるものであって、今のところはトレンドでもあって、トレンドでありつつ常識であることを知らないおじさんになった事実を自覚、ならびに発覚させることは辛い。
辛いし、生きづらい。だから、私がここで今、貴乃花の綿菓子作成能力について語ることは、とてもリスクが高いことなのだ。
しかし、おじさんであっても私は男である。男がリスクを取らずにいては、いけない。いや、現代人はリスクを取ること、つまりポジションを示すということなしに、富を得ることは難しい。サラリーマンをするにも、個人事業主と何か営みごとをするにしても、それらは全てポジショニングである。
金が流れてくる場所に立たなければ、金は貰えない。まずは、立たねばならない。ポジションの有利さや、ポジショニングの巧さについて考えることは、ポジションを取ってからだ。
机の前で悶々としているだけでは、人生は進まないのだ。部屋を出て、社会に関わり、それで初めて私がある。私があることになる。
私は確かにここに“い”はするのだが、それは私しか知らない。これでは、幻である。幽霊である。
私は自分の存在を示すために、語ろうと思う。伝えようと思う。貴乃花の綿菓子作成能力について。
貴乃花は綿菓子作りが上手になった
たっかのはなは、失礼。貴乃花は、地方のお祭りに参加した。そして、綿菓子屋に体験入店し、綿菓子を作成する業務についた。最初は、下手くそだった。無論、綿菓子作りがである。
しかし、持ち前の粘り強さ、物事に対する真摯な姿勢を、綿菓子作りにも向け、数時間経った頃には、綺麗な綿菓子を作れるようになったとさ。
おはようございます。