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備忘録としてのweblog

旅行の思い出と、リゾートバイトへの欲求。おっさんはどこでリゾートバイトしようかしら。

半年ほど冬に閉じ込められた経験があります。私は新潟に行ったのです。11月でした。車で行きました。九州からです。なかなか気合の入ったドライブでした。目的もなく出発して、10時間ほど運転しました。神戸を通過したあたりで引き返すという選択肢が消えました。とりあえず、東京にいるはずの知り合いに電話して、「なんかさ、ドライブしてたら神戸まで来ちゃって。帰るのもだるいので東京までいこうかな。」という、雑な交渉をしました。ですが、その知り合いは転勤で新潟に引っ越したということでした。「じゃあ、新潟まで行こうかな。どう?」と、またまた雑な交渉をすると、こころよく快諾してくれました。ええ。そのような経緯で持って新潟に行ったのです。

運転時間は合計で30時間ほどでしたね。高速道路は使いませんでした。ノロノロと一般道を走って新潟まで行きました。いやー、疲れました。心もすこし暗くなりましたね。始めて通る夜の山道は怖いですね。親知らずという場所があるのですよ。日本海沿いの道です。「あばら」みたいな感じのトンネルに沿ってくねくねした山道です。本当に列島の端って感じでした。今となっては良い思い出になっていますし、また親知らずをドライブしたいという謎な欲求も抱えていますが、当時は怖かった。無謀なドライブをした自分にも、新潟に住んでいる知り合いにも腹が立ちました。人間は恐怖と疲労で理不尽に恨みつらむものですね。

まあまあそれでも、なんとか知り合いの住まいに到着してですね。数週間滞在したのです。北国の雪をなめていました。新潟が北国というのは正しくないかもしれませんが、九州にくらべれば北です。とにかく雪。すごいですね。帰れなくなったんですよ。12月の中旬くらいになると、完全に運転不可能になりました。しょうがないということで、春を待ちました。約半年のあいだ主婦の真似事のようなことをしながら日々を過ごしました。

あ、私は男です。そして、新潟の知り合いは女性です。いわゆる「ヒモ」のような状態ですね。その新潟の女性はとても仕事熱心で稼ぐ能力もあったので、私が生活のサポートをすることで、それなりによい感じだったと思います。朝ごはんを作り、お弁当を持たせ見送っていました。「いってらしゃい」「おかえりなさい」が基本スタンスです。夜はもちろんご飯を用意して、帰りを待ちました。「今から帰るよ。」の連絡が入ると料理の仕上げをするような感じです。いやー、全然悪くなかったです。楽しかったといっても過言ではないという感じですね。

春が来て雪が溶けるまでその生活が続きました。3月の中旬になって帰路につきました。また、30時間かけて帰りましたよ。途中パーキングエリアで仮眠をとったりしながらね、帰りはまあ楽しかったですね。夜の山はやはり怖かったですけどね。特に、広島とか山口の山道って本当に怖いんですよ。とっても暗いし、長い。そう。長いんです。広島も山口も広いんですよ。なんかね、嫌いになりましたよ。横に長い都道府県ってどうなの?ってね。言いがかりですけどね。まあ、ともかく無事に九州まで無事にたどりついて今もこうして生きているのですが、また無駄に長いドライブを楽しみたい気持ちになってきてですね。行こうかな。どうしようかなって考えているのですよ。

今私は、在宅で働いおりまして一応ネット環境があればお金は稼げるんですよね。だから、日々の生活費を移動先で稼ぐってこともできるわけです。でも考えるのが、宿泊費なんですよね。コストが高くつくから、ちょっと気が引けてます。うん。でね、ちょっと考えてみてリゾートバイトしようかなって。ははは。いやいや、私は今30過ぎのおっさんなわけですよ。リゾートバイトって。響きがミスマッチですわ。なんでしょう。住み込みバイトかな。でも、住み込みバイトってなると自動車工場の期間工なんかも選択肢に入ってくるからちょっとね、それはそれでニュアンス変わってくるんですよね。昼間は工場で働いて、夜にネットで仕事をする。これじゃ、ただの働き者のおっさんですからね。まあでも、期間工なら3ヶ月働いてまた移動してってこともできるわけなんで無くはないかなーって気もしているんですよね。うーん。まあ、働き方の選択肢があることは良いことですね。

いやね、もちろんこんな感じですから、結婚はしてませんよ。完全な独身男性です。しかも、仕事にのめり込んでるというわけでもなく生活費を最低限稼いでるだけなんですよね。普通はもっと危機感がつのるのかもしれませんが、私の場合、そんなこともなくヘラヘラしてます。いや、もう在宅ワークなんで誰にも会わないわけですよ。だから、正確に言うとヘラヘラしてはいません。人は、孤独だとヘラヘラさえできないわけです。まあ、ヘラヘラしたいわけじゃないんでいんですけど。

とりあえず、あまりにも暇で孤独を持て余しているので、こんな駄文を書いているわけです。

この文章をどこに着地にさせようかなーとここらで考え始めたわけですが、そうですね。『ふと、昔のことを思い出して旅に出たくなったおじさん。リゾートバイトでもしようかなって思ったけど、気が引けてしまって工場で働くことを検討しだす。』という話ですかね。

うん。まあですね。普段は見出しを作成して、構成も事前に決めて作文するんですけど、ちょっと試しにね、このようなツラツラとした文章を作成してみたのです。いかんですね。不毛です。

旅に出ようかな。リゾートじゃなくてもいいんで。なにがあるかなー。工場しか思いつかないな。愛知に行きましょうかね。愛知県豊田市でリゾートバイト(工場で期間工)。でも自動車工場って働いたことないんですよね。屈強な男に蹴飛ばされたりしないのかな。やっぱ、もうちょっとまじめに働いて勉強して、稼ぐことが先決なのかな。こーんなフラフラした感じでここまで生きれちゃったことが良くないんですよね。そうそう。もうちょっと真面目に生きようかな。2500文字も、無為な作文をするくらいなら腕立て伏せでもしたほうがいいんですよね。

あっ、いかん。着地点を完全に見失っています。でも、そろそろやめようかな。

ところで、この文章は誰かのニーズに応えられるんだろうか。まあ、役に立つことは何にも書いてないからな。ノウハウ記事としての価値はゼロだ。語尾も変わってるしね。でも、僕と同じような環境の人ってそれなりにいるんじゃないかーとも思うんだけど、そんなことないのかな。専門的なスキルもなくて孤独で独身の30歳の男。いや、いるだろう。で、そんな男がこの文章を読めば・・・、いや別に役には立たないか。なんとなく、しょうもない男もいるもんだなーと誰かの安心につながるかな。別に、僕がダメ人間でもそれが誰かを安心させることにはならないんだろうけど。

まあまあ、いいんですよ。テキストは公開されれば、なんらかの形で誰かに何かしらの影響を及ぼすかもしれない。その影響範囲が狭くても、影響自体が微々たるものでもいいんです。このインターネットとwebページの時代には、くだらないことも含めて発信することが全体貢献なのだ。

なのだ、とか言ってるうちに、もうすぐ3000文字です。さすがにそろそろやめようかな。いくらなんでも、明らかに不毛すぎるね。本人にすら、不毛さがヒシヒシと伝わってくるよ。まあ、この文章は誰にも読まれないでしょう。もし、誰かが読むのだとしたら、どんな検索意図でもってここに辿り着くんでしょうね。ちょっとそれを、妄想してタイトルでもつけてみましょうかね。