毎日の創作に慣れたら、次は我慢が課題になる
毎日書くことに慣れたら、次は3日に1つのスパンで作品を紡ぐことに慣れるべきだと思う。
一筆書きの作品をいくら積み上げても、それはやはり一筆書きなのであって、小品であることを避けられない。
キャリアの初期には、作品の質よりも更新頻度が重要な時がある。
それは、「今」ならではの考え方かもしれない。
しかし、やはり作品というのは(出来るだけ)長い時間を経てから人目に触れるべきであろう。
だが、同時に創作者は多作であらねばならない。
一定のペースで作品を産みながら、内容を少しずつでも高めていかなければならない。当たり前のことだが、これがなかなか難しい。
コンスタントなアウトプットと作品に対する正しい姿勢を維持することは思いのほか難しい。
我々が『時』に生きる生物であることを考えれば当たり前のことなのだが、お客も、創作者もそれを忘れることは多分にある。
そう、泡沫である。
泡沫なりに、多少なりとも意義のある生産物を産むことに拘りたい。
囚われることは不幸の始まりではあるが、それは快感への不可避的状態とも言える。
とにかく、産もう。
死ぬまでには、もう少し時間がある。