ポスト

備忘録としてのweblog

サラダの基礎はグリーンサラダ|レタスだけでも丁寧に調理すれば美味しい

サラダの本を買って学習しまして、学習といっても、ほぼ読書レベルのものですが、とにかくサラダの基本はグリーンサラダにあると、そのような内容でした。

調理学校などでも、まずはグリーンサラダを基礎として習うそうで、じゃあ、まぁ、基礎を築かないかんということで、グリーンサラダから始めようかな、なんて、思って、実際に訓練をしました。

訓練といっても、誰か見張ってくれるようなものではなく、自宅の狭いキッチンで、いそいそと独り身の静けさを乱しながらやったわけであります。

ちぎる、浸ける、切る(振る)、まとわせる

で、その結果、どうなったかというと、グリーンサラダが出来上がりました。これは、当たり前のことのように感じられますが、決してそんなことはなく、私が実際にレタスを千切ったり、水で洗ったり、ボールやザルを駆使して、水気を切ったからこそ、出来上がったのです。

訓練の賜物です。訓練といっても、やはり、誰かが見張っているようなものでなく、コーチや監督、先生というのは、存在しませんから、いえ、存在はどこかにあるのでしょうが、私の家のキッチンにはおりません。だから、これは習い事とはいえず、自主練習、個人練習、オーケストラではなく、ソリスト的訓練だったのでございます。

しかし、サラダの方はというと、ソリストではなく、オーケストラといえば大げさですが、そうですね、「バンド」と呼ぶのが、1番しっくりとくる感じで、ラインナップで、私、先ほどからグリーングリーンと申していますが、グリーンといってもグリーンにも色々ありまして、ましてや野菜ですから、レタスに限らず、キャベツ、キュウリなど、グリーンは多々。グリングリンでございます。

つまり、いつも3つか4つのグリーンを用いて、サラダを仕込むわけですが、主役はやはり、レタス。キャベツもおります、キュウリと水菜に関してはあったりなかったり。つまり、3人編成でして、ギターボーカルとベース、ドラマーという最もシンプルな構成で、私のグリーンは成立しております。

荒々しく単純な響きかと思われますでしょうか。いやいや、そこはやはり、ギターボーカルがレタスでございますから、柔らかさがあります。このレタスというのは、とても魅力的な奴でして、なんなら、ソロでもいけます。

しっかりと、水に浸け、それから、水を切り、冷やし、オイルでコート、少々の塩(塩を少々と言うのを嫌う人がいますが、今回に限ってお見逃しください)をふり、酢。酢です。これだけで、もうレタスはサラダです。ソロでやっていけます。

人間で例えると、ジーンズとスニーカー、半袖のTシャツ。これを精一杯に丁寧に着衣して、歌番組に出演するようなもの。

でも、そんな人、たくさんおられるでしょう?

奥田さんとか、斎藤さんとか、あえて名前は申しませんが、他にもたくさんおられるわ。

レタスもソロで十分やっていけるんです。問題は、私たちの方です。丁寧に、丁寧に、調理(というほど、難しいことはしませんが)さすれば、レタスだけで、グリーンです。

一度お試しになってみて、レタスのソログリーン。感動しますわよ。

千切らなあかんですよ。千切らな。浸けにゃ。切らにゃ。オイルでコート、塩に酢〜。